しゅうにでカルボナーラ

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さよなら X70、こんにちは X-Pro2 【X-Pro2 購入&レビュー】

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2016年5月に購入してから愛用していた X70 を手放して、X-Pro2 を購入しました。

なぜX70を手放したのか

X70の撮る画、つまり富士フイルムの画づくりの虜になってしまい、毎日鞄に入れて持ち歩いては撮影していました。

tonkeia.hateblo.jp

しかしX70を使えば使うほど「ファインダーがあればいいのに」と思う自分がいました。
X70にはホットシューにつける外付けファインダーがありますが、上に出っ張った形になってしまい見た目はかわいいのですが、鞄にポイっと入れるのは不安です。

そこでファインダー搭載のX100Tが候補にあがったのですが、もう少しがんばればフラッグシップ機のX-Pro2が買えてしまうなぁと思ってしまいました。

ここでX100TかX-Pro2か、X70はどうするのかとかなり悩んだのですが、富士フイルムの画づくりに惚れちゃった私は「X-Pro2を普段のメイン機にしよう!」と思い、X70を売ってX-Pro2を購入することを決意しました。

ここで1つお伝えしたいのですが、ミラーレスデジタルカメラのフラッグシップ機であるX-Pro2とコンパクトデジタルカメラのX100TやX70は純粋に比べるものではないと思っています。(もちろん用途や撮影スタイルにもよると思いますが…)
私はX-Pro2の資金のためにX70を手放してしまいましたが、余裕があるならサブ機としてX70は持っておきたかったです。
実際X-Pro2やX-T2のサブ機としてX100TやX70を使ってる方も多いですよね。

X-Pro2 レビュー

fujifilm.jp

XF35mmF2 R WR

X-Pro2はボディのみの販売なのでレンズは別に購入しました。

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私は最初の1本として「XF35mmF2 R WR」を選びました。

35mm換算で53mm相当なので標準レンズですし、ボディと同じ防塵防滴、先が細くなっているのでX-Pro2のOVFでもケラレないようになってます。

しかもお値段もかなりお手頃!

何より軽くて小さいのでX-Pro2につけた状態で通勤に使っているA4サイズが入るぐらいのトートバッグにすっぽり入ります。
毎日持ち歩きたかったのでパンケーキレンズの「XF27mmF2.8」と悩んだのですが実物を見てXF35mmF2でもバッグに入りそうだったのでこちらに決めました。

同時に保護フィルターと保護フィルムも購入しました。
↓保護フィルター
 マルミ光機 43mm レンズ保護フィルター LENS PROTECT【ビックカメラグループオリジナル】

↓保護フィルム

直感的なダイヤル操作

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絞り、シャッタースピードだけじゃなく、ISOもダイアルで変更できます。
写真の勉強のためにマニュアルで撮影しているのですが、ダイヤルだと直感的に操作できるし、電源を入れなくても一目で今の設定が分かるので重宝しています。
(X70にもダイヤルがありましたがISOの変更はできませんでした)

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何より触っていて楽しいのです。

不思議ですが、こういったアナログなダイヤルを無くしていってデジカメは進化していったはずなのに、結局アナログな操作を求めてしまうし惹かれてしまう。
やっぱり面倒なことって楽しいんだなと思いました。

アドバンストハイブリッドマルチビューファインダー

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なんだかすごそうな名前ですが、おそらくこのファインダーがX-Pro2の最大のウリではないでしょうか。

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前面のレバーでEVFとOVF、そしてエレクトロニックレンジファインダーの3種類を切り替えることができます。

写る画面をそのまま見れるEVFでミラーレス一眼風にも使えますし、OVFでレンジファインダー的にも使えます。
さらにエレクトロニックレンジファインダーに切り替えると、右下に小窓がサッと現れてそこでピントの確認ができます。このギミックがまた楽しい。

正直少し使いづらかったエレクトロニックレンジファインダーも、2016年10月6日に公開されたファームウェア「バージョン2.00」で劇的に使いやすくなりました。

EVFもOVFもどちらにも良いところがあって、向き不向きをあるので両方が1台でできるってすごく便利だと思います。

ただ個体差もあるかもしれませんが、このEVFの色味が青いです。で、液晶モニターLCD)が黄味がかっているので余計に青く感じます。あくまで構図&ピント確認用かなぁと思いました。

四角いボディ

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ちょっとレトロな四角いボディがかわいいです。色はブラックのみ。実物を見ると少し大きめかなと思うのですが、でっぱりが少ないので鞄にもすっと入ります。

X-Pro2は”黒・半ツヤ塗装”というこだわりの塗装がされているみたいなんですが、これがちょっと傷がつきやすいようです。

fujifilm-x.com

乱暴に扱った記憶は無いんですが、もう底面に傷が…(涙)X-Pro2のカタログにも使い込まれた傷だらけのカメラの写真が載っていましたが、あんな風に味が出てくるのでしょうか…?

ACROS

富士フイルムのデジカメの魅力の1つに色味、つまりフジの画づくりがありますが、そんな画づくりにこだわる富士フイルムが満を持して発表したフィルムシミュレーション”ACROS”。

fujifilm-x.com

開発秘話を読むと、こだわりぬいて作られたものだと分かります。

設定

とりあえず初めに変更した設定をご紹介します。

・AF補助光:OFF
・AF+MF:ON
・MFアシスト:PEAK ホワイト(強)
・フォーカスチェック:ON
LCD明るさ:-5
スマートフォン送信時3M圧縮:OFF

撮ってみた

X-Pro2 + XF35mmF2 R WR でJPEG撮って出しです。

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まとめ

色々と書いてはみましたが、スペックや機能とかじゃない”何か ”がX-Pro2にはあるような気がします。愛機ってこういうものなのかなぁと。
レンジファインダー的な撮り方はしない、形も特にこだわりないという方はX-T2という選択肢もありますね。

実際に触ってみて「好きだなぁ」と思ったらもう買いだと思います。